KG+ (KYOTOGRAPHIE)

“吉増剛造 YOSHIMASU Gozo”2018. 4. 28 − 5. 13

2018. 4. 28 – 5. 13

KG+ (KYOTOGRAPHIE)

“吉増剛造 YOSHIMASU Gozo”

About

この度ART OFFICE OZASAでは、詩人・吉増剛造による展覧会を開催いたします。

1960年代から現在にいたるまで、常に「言葉」という世界を拡張し続けてきた詩人・吉増剛造(よします・ごうぞう 1939-)。一昨年2016年には、東京国立近代美術館にて大規模な個展『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』も開催されました。また同氏は詩篇のみならず朗読パフォーマンス、多重露光写真や銅板に文字を打刻したオブジェなど、複数のメディアを横断しながら様々な分野で先鋭的な作品を生み出し続けています。この度ART OFFICE OZASAでは、吉増剛造による写真作品と共に様々なメディアによる作品を展示し、「詩人」という枠組みを超えた吉増剛造の作品をぜひご高覧下さい。

 

本展覧会は、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」の関連企画「KG+GALLERY」の一つとなっております。

 

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名 称   「吉増剛造 」

会 期  2018年4月28日 (土)  −  2018年5月13日  (土)

時 間  火曜日  −  土曜日 11:00  −  18:00 *会期中無休

会 場  ART OFFICE OZASA  京都市上京区竪門前町414 西陣産業会館207(西陣織会館西館)

 

<関連イベント>
5月5日(土・祝)    16:00 – 18:00
パフォーマンス + 対談       吉増 剛造  +  建畠 晢   (司会:楠本 亜紀)
参加費無料 / 予約不要
※イベント当日のみ、一部展示内容に変更がございます。
また、30席ほど座席をご用意しておりますが、座席が埋まり次第立ち見でのご観覧となります。
予めご了承のほどお願い申し上げます。

吉増剛造

1939年東京生まれ。詩人。 文化功労者、2015 年日本芸術院賞・恩賜賞、日本芸術院会員。大学在学中から旺盛な詩作活動を展開。以後先鋭的な現代詩人として、今日に至るまで国内外で活躍、高い評価を受ける。また詩篇のみならず評論、朗読のほか、現代美術や音楽とのコラボレーション、写真など様々な分野で多角的な作品を生み出し続けている。2016 年に東京国立近代美術館で開催された『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』は各地で大きな反響を呼び、2017年末より作品に加え、同氏と関連するさまざまな表現者の作品や資料を共に展示する新たな展覧会『涯ハテノ詩聲 詩人 吉増剛造展』が足立市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、渋谷区立松濤美術館を巡回中。

建畠晢

美術評論家、詩人 / 1947年、京都府生まれ。 早稲田大学文学部仏文学科卒業。「芸術新潮」編集者、国立国際美術館主任研究官、多摩美術大学教授、国立国際美術館長、京都市立芸術大学学長を経て、現在、多摩美術大学学長。全国美術館会議会長。埼玉県立近代美術館長、京都芸術センター館長、草間彌生美術館長を兼任。1990年、1993年にヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、2001年に横浜トリエンナーレ、2010年にあいちトリエンナーレ、2017年に東アジア文化都市京都のメーン事業「アジア回廊」展の芸術監督。詩人としては、『余白のランナー』で歴程新鋭賞、『零度の犬』で高見順賞、『死語のレッスン』で萩原朔太郎賞を受賞。

楠本亜紀

写真批評、キュレーション。川崎市岡本太郎美術館学芸員を経て、フリーランスで活動。2009年より東川町国際写真フェスティバルの東川賞授賞作家展キュレーター。写真集シリーズ『In-between』では、吉増剛造『Ireland』の企画、編集を行う。吉増剛造『表紙』では、写真及び日記のセレクション、構成を行う。主な展覧会に「日本発見 岡本太郎と戦後写真」、「肉体のシュルレアリスム 舞踏家土方巽抄」(第35回舞踊批評家協会賞)など。著書に『逃げ去るイメージ アンリ・カルティエ=ブレッソン』(第6回重森弘淹写真評論賞)。

<問合わせ>

株式会社ART OFFICE OZASA

〒602-8216 京都市上京区竪門前町414 西陣産業会館207

075-417-4041  / mail@artozasa.com  /  www.artozasa.com

Artist

吉増剛造